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2015年秋 フランス・パリの有名ギャラリーで展示
この度、フランス・パリ サンジェルマン・デ・プレで展示を一時的に行うことになりました。展示品は全てマスターピースで同じものが手に入らない作品ばかり。次の展示場へ移動するまでの数ヶ月間のみ展示しております。その間に作品が気に入れば是非、ギャラリーオーナーと交渉願います。但し、一般の見学は出来ません。購入を希望される方の見学は全てアポが必要ですので御注意下さい。【展示されていないものもあります】
Galerie Jean Jacques Dutko
Saint-German-des-Pres 11 rue Banapare-Paris 6th
Tel;+33-(0)1 56 24 04 20

  
2015.9.19 サロン・レベラシオンを終えて。 
今回は第一回のレベラシオンよりも大幅に来場者数が増え、38566人の来場者を記録、内33%はプロフェッショナルとバイヤーが来場していました。340名の内17の国から70名のクリエーターが世界より選考され一斉に作品を披露しました。
石垣焼窯元のブースにはフランスのマニュエル・ヴァルス首相が、日本からは在フランス日本大使館の鈴木大使が訪問していただくなど本当に名誉でした。またル・モンドという新聞にも紹介されるなど光栄でした。
フランス人の方からフランスではブルーの色は「希望の色」と言われています。世界には少しでも希望が必要です。金子さんはその希望の色を陶器にのせて、世界に広める使命がありますと言われました。そのお客様が石垣焼のペンダントを身に付けている時、嬉しそうに話されておりました。
また別のフランス人の方からはブルーの色は「王様の色」でもあります。石垣焼は「王様のお皿」です。次回大切なお客様が来られ、おもてなしする時には必ず大切な石垣焼を使いますと言われました。
もっともっと世界の人々の幸せと笑顔の為に、石垣ブルーを作っていかなければならないと思いました。これからもこの幸せの石垣ブルーを世界中の方に届けるため、頑張って参ります。

2015.9.9~13 第2回Salon Revelation au Grand Palais 出展 (フランス) 
2年に1度開かれるビエンナーレとなったレベラッションで、今回もまた沖縄の海をテーマに制作している石垣焼が選ばれ、出展できる事になり嬉しく思います。
沖縄・日本の発展のために、また今後さらに世界の人々と文化を通し友好を深めたいと思います。
また石垣焼窯元へ来られたお客様の為によりレベルアップした石垣焼をご提供できるようより一層努力いたして参ります。9月のヨーロッパはポルチーニなど美味しい季節です。

是非パリの展示会に来て頂けると幸いです。皆様のご来場お待ちしております。
会場:グランパレ

サロン・レベラションとは
フランス工芸の人間国宝や現代の名工、マイスター並びベスト・アーティストからなる6000人を会員として持つフランスを代表する工芸の団体Ateliers D’Art de Franceが主催するアート・クラフト展示会。海外からの出展者基準は著名美術館収蔵レベルが基本。
戦後個人で無くギャラリーだけが出展できる展示会が多く、それでは優れたアーティストが世に出れないと言う事で、問題視されてました。また陶磁器が衰退している問題もあり、「美が創造されるのは個人」という考えに戻り、所属ギャラリーではなく、もっと個人であるアーティストをフォーカスした展覧会を開こうと言うことになりました。
フランスで最高峰のアート・クラフト展覧会を催すこととなったのがレヴェラッションです。この展示会の特徴は出展する作家自身と作品が問われ、作る作品も伝統工芸分野で卓越した技術を兼ね備え且つ美術作品としても優れていることが最低条件で、もっともフランスで難関の展覧会のひとつとなりました。
一次審査を抜けたアーティスト達は二次審査でフランスを代表する12団体(例えばセーブル美術館等他11団体)の審査に受からなければならなりません。
第一回のレベラッションでは100社300名のアーティストが世界から選ばれ、日本からは石垣焼窯元・金子晴彦だけが正式出展いたしました。

石垣焼窯元・金子晴彦 CM

2015.8.6  八重山毎日新聞に掲載されました。
2015.7.21  ハッピーブルーウォールが日本国美術品として国有財産になりました。
2014年に国際交流基金・パリ日本文化会館の招待展示にて、同会場1Fロビーで石垣焼窯元・金子晴彦展覧会を開催いたしました。その際、9mのハッピーブルーウォールの作品を展示させて頂きました。そのご縁で昨日、日本国美術品として日本国有財産(外務省)となりました。非常に名誉なことです。これからも日本人としての誇りを持ち、文化を通して海外の皆様との交流と融和を目指し、子供達の未来の手本になれるよう頑張って参ります。
2015.7.3~5 The 21st Art in Clay Hatfield 出展予定 (イギリス)
ヨーロッパに出て行って5年目でイギリスでの展示会に出展することになりました。イギリスでは石垣焼はまだ知られていないので、ゼロからのスタートとなりました。
イギリスはとても大好きな国で、食事も美味しく英語も通じ最高な国のひとつとなりました。ひとりでも多くのイギリスの方に石垣焼を、沖縄を、そして日本を知って頂く為、精一杯頑張って参ります。ハットフィールドはロンドンから電車で一時間ぐらいの所にあり、イギリスの長閑な風景が楽しめる所です。是非展示会へお越し下さい。
またご友人などに珍しい石垣焼を手にとって見れるチャンスなのでご紹介頂けると幸いです。皆様のご来場をお待ちしております。

3rd 4th 5th July 2015
Art in Clay Hatfield Pottery & Ceramics Festival
Hatfield House Hertfordshire AL9 5NQ England.
Opening Times:
Friday & Saturday 10am - 5.30pm  Sunday 10am - 5pm
Admission Prices:
Adult £9.50 Concession £9.00 Two-Day Ticket £16.50  Three-Day Ticket £24.00
Child 15yrs and under FREE
http://www.artinclay.co.uk/list-of-exhibitors-2015/exhibitors-hatfield-2015

2015.6.8~13 銀座6丁目・ギャラリーGKで個展を開催いたします。
恒例となりました銀座の個展を今年も元気に開催いたします。石垣島に行けないので、東京で展示会をやらないのですかとのお答えで、銀座で3度目の個展をする事となりました。
銀座は東京以外の方でもわかりやすく、アクセスも最高な所ですので、個展場所としました。
是非皆様のご来店をお待ちしております。

ギャラリーGK
〒104-0061 東京都中央区銀座6丁目7-16第1岩月ビル1階
(Tel/Fax)03-3571-0105 星野 (銀座6丁目並木通り黄色い看板目印)
2015.5.1~10.31 2015年ミラノ国際博覧会・日本館

2015年ミラノ国際博覧会・日本館(Expo Milano 2015 Japan Pavilion)にて石垣焼がご紹介されております。
2015.2.18~27 在マルセイユ日本国領事館後援「石垣焼窯元・金子晴彦展覧会」大盛況でした。
南仏は2月18日快晴にも恵まれ、会場Villa Bagatelle(ヴィラ バガテル)にて開かれたベルニサージュには大勢の方がご来場頂きました。海外の領事館・領事並び関係者、市の関係者並び一般市民など多くの方がご来場頂き、また多くの賞賛を頂きました。ハッピーブルーヴォールや作品数点を展示、沖縄の海の美しさ、大切さに感動して頂き感謝で一杯です。役所からはマルセイユ市長賞のメダルを頂きました。
2015.2.18~27 フランス・マルセイユ市 展示館「Villa Bagatelle ヴィラ バガテル」で石垣焼窯元 金子晴彦展を行います。
マルセイユは南仏の光が燦燦と降りそそぐとても温暖な都市です。人々もフレンドリーな空間でとても素敵な街です。
この沖縄と似た気候での展示の機会を与えて頂きとても感謝です。マルセイユの海もとても素敵で、海をテーマに創作している者にとっては一度展示してみたい所でした。海を題材とするテーマが一致した事で、この度このような機会を与えてくださったマルセイユ市並び在マルセイユ日本領事館には感謝で一杯です。
この展示会を機に沖縄とマルセイユの友好が促進されることを願っております。

在マルセイユ日本領事館HP 内 石垣焼窯元 金子晴彦展のご案内
http://www.marseille.fr.emb-japan.go.jp/jp/kohobunka/calendar.html

こちらはフェイスブックです。
https://www.facebook.com/pages/Consulat-general-du-Japon-a-Marseille/423454237753983
2015.2.13~15 アルベール2世大公即位10周年記念第9回モナコ・日本芸術際2015へ参加
【9eme Rencontre Artistique Monaco-Japon 2015】
12年前に南仏、モナコに行った事があり、沖縄と非常に気候が似ていて明るい気質の南仏のフランス人は大好きで、モナコも大好きな国のひとつです。この度モナコ公国文化庁及び公国政府観光会議局主催の展示会に抽象・陶板画として参加する事になりました。文化庁認定の公式参加アーティストとしての扱いで、沖縄を沢山PRでき感謝で一杯です。

アルベール国王がまだ王子の時に、12年前石垣焼をヨーロッパで広めるべく、また八重山をPRすべく営業しておりました。その時にお皿をあるレストランでサンプルとしておあげした所、オーナーのご好意でアルベール王子が来られた時、石垣焼で料理を出して頂いた経緯があり、王子も好でその後レストランにて食事する時は石垣焼のお皿で食してくれたとの事でした。
国王となられたアルベール2世に今度はお皿ではなくなりましたが、アートに変化した石垣焼が、ご披露出来る事で文化を通してお会い出来る事が本当に幸せです。


モナコ公国文化庁及びモナコ公国政府観光会議局より表彰状(ローズ・ドゥ・モナコ賞)が授与されました。
会場:国立レニエ3世オーディトリアム(Auditorium Rainier Ⅲ)

【アルベール2世】
前大公レニエ3世とグレース・ケリー公妃との長男として生まれたアルベール2世は、2005年、亡くなった父の後を継いでモナコ公国の大公に即位。2008年には国家元首として世界で初めて南極点に到達した冒険家となり、2011年にはシャルレーヌ妃とロイヤル・ウェディングを挙げる。
2014.9.16~9.30 石垣焼窯元・金子晴彦展
パリ市7区、サン・ジェルマン・デ・プレにあるギャラリー・プレ・オウ・シスでギャラリー企画“石垣焼窯元・金子晴彦展”が開かれました。
テーマは「ブルー」
ハッピーブルーウォールを中心に、展示がされ、9月16日のベルニサージュはたくさんのお客様にご来店いただき、大成功の内に個展がスタートしました。
他には金子聖代のアクセサリー及び高田氏との蒔絵のコラボ作品を展示
    Cigale mag (L’ART DE VIVRE AU PARISIEN)

  • Article de journal
    Ryukyu shimpo

  • Article de journal
    Yaeyama Mainichi shimbun
2014.9.2~13 / 2014.9.16~30 フランス・パリで9月に石垣焼窯元展覧会並び個展を開きます。
会場でお会い出来るのを楽しみにしております。
9月2日~9月13日パリ日本文化会館の石垣焼窯元展覧会並び9月16日~30日パリ市7区サン・ジェルマン・デ・プレにあるギャラリー ル・プレオウシスにて個展を開催します。
パリ日本文化会館は12年前に出展を試みた事もありましたが、その時は実力不足で展示ができませんでしたが、今回招待展示させて頂く事になりました。本当に感謝です。また4年かかりましたが、フランス人経営にて、ギャラリー主催の個展を開ける事になりました。両方とも無料で見学出来、個展では作品の販売も行っております。日本で買えない作品ばかりですので、是非パリにお越しの節はお立寄り頂ければ幸いです。

パリ日本文化会館ホームページ掲載
http://www.mcjp.fr/francais/expositions/haruhiko-kaneko-maitre-de-la/haruhiko-kaneko-maitre-de-la

  • パリ日本文化会館 外観

  • Galerie Le Pre au 6
    (ギャラリー ル・プレオウシス)
2014.9.2~13 パリ日本文化会館で石垣焼窯元金子晴彦展開催いたしました。
国際交流基金、パリ日本文化会館の展示も9月2日より始まりました。フランスのバカンス明けにもかかわらず、12時のオープンと同時に沢山のお客様が来館され、初日より盛況です。在フランス日本大使館・鈴木大使、日仏文化会館・竹内館長をはじめ沢山の方に石垣焼をご覧いただき感謝です。
会館のフランス人スタッフからも非常に素晴らしい展示との評価をうけ、非常に協力的で気持ちの良いスタートとなりました。石垣焼の展示の他には復興庁の支援で南相馬市博物館所蔵の刀や兜、お殿様が使用した古・相馬焼など素晴らしい展示がされており、是非ご覧頂ければと思います。
沖縄県の支援によって、よりパワーアップされた石垣焼窯元の現代アート・高級クラフト金子晴彦展を開催することができ、沖縄を文化の側面から紹介する事ができました。今回は福島との展示とご一緒できて幅広い日本文化をヨーロッパのお客様に堪能して頂く展示となり非常に良かったと思います。13日まで展示しております。ぜひご来館をお待ちしております。

国際交流基金 パリ日本文化会館
http://www.mcjp.fr/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%AA%9E/
2014.8.30 石垣焼のペンダントとリングが下関市立美術館へ
2013年9月11日から15日までフランス・グランパレ宮殿で開かれたフランス最高峰のサロン・レヴェラッションにて展示したハッピーブルーペンダント・エクセレントとリングが昨年下関市立美術館に収蔵されました。
2012年のミスインターナショナル世界大会が沖縄本島で開かれ、69ヶ国の世界代表の皆様にハッピーブルーペンダントのレザーネックレスが、4位からグランプリにはエクセレントが副賞として授与されました。それを励みに更にレベルアップを試みる中での収蔵にて本当に嬉しく思います。これからも世界中の女性の笑顔の為に、美しい沖縄の燦々と輝く太陽に照らされたブルーの海を表現して参ります。
石垣焼窯元ギャラリーでは種類を豊富にご用意しております。是非お立寄り頂ければ幸いです。

  • 下関市立美術館収蔵

  • 2013年 サロン・レヴェラッション 展示風景
2014.7.21 東京-石垣直行便でも石垣焼ハッピーブルーペンダント販売へ(767-300就航)
昨年非常に人気だったハッピーブルーペンダントJTAオリジナル版を新規デザインし、今年も7月8月限定で機内販売しております。今回JALの767-300が夏限定で運航が決まり、それに合わせJALの客室乗務員の方にもハッピーブルーペンダントを販売して頂く事になりました。
是非、この機会に石垣焼窯元で買えないペンダントをご購入頂ければ幸いです。ミス・インターナショナルで使用されたペンダントと同じクオリティのペンダントを厳選し、販売させて頂きます。
2014.1.23~2014.1.29 「ジュール・ヴェルヌ」で開催された、日本食・食器の展示会に参加
フランス/パリ エッフェル塔にあるレストラン「ジュール・ヴェルヌ」にて、日本の代表の一人として、日本食・食器の展示会に参加して参りました。
日本全国から素晴らしい食器が並ぶ中、デュカス氏に私のお皿を手に取りご覧いただけたのは非常に嬉しい出来ごととなりました。
今後は石垣焼が好きで、大切にお皿を使用して頂けるレストランと出会って行けたらと願っております。

※アラン・デュカス Mr.Alain Ducasseとは。
フレンチの神様と言われる人物。史上最年少3つ星シェフで ミシュランから異なる国で3つ星をつけられた、史上初のシェフ。

※エッフェル塔とは。
セーヌ河岸の構成資産のひとつで世界遺産に登録。1889年にパリで行われた第4回万国博覧会のために建造される。

2013.11.16 下関市立美術館に石垣焼・二尺皿 【海】と大角皿が収蔵。
この度、下関市立美術館に石垣焼・二尺皿 【海】と大角皿が、復刻されたふく笛と共に収蔵されました。
下関出身の実業家 河村幸次郎氏は、多数の画家を支援し育てた方です。洋画の岸田劉生、梅原龍三郎、藤田嗣治(レオナール フジタ)、香月泰男、日本画 高島北海そして画家 詩人であった竹下夢二等、敬服する芸術家ばかりです。その河村コレクションに、今回石垣焼窯元 当主 金子晴彦の作品が収蔵された事は誉れであり、今後の励みになりました。これからはガラスと陶器の融合の元祖として、また天目作家としてより一層精進して参りたいと思います。
また、復刻されたふく笛と後世の復元事業の為に必要な全てのノウハウを下関や山口県の経済発展に寄与することを願っております。是非、観光で山口県に沢山の方が旅行して頂ければ幸いです。
2013.9.11~15 Salon REVELATIONS - GRAND PALAIS(アート・クラフト展覧会)に出展。
2013年9月11日~15日に開かれたサロン・レベラッションーグランパレは大成功に終わりました。 フランス第1回目のSalon REVELATIONS - GRAND PALAIS(アート・クラフト展覧会)として開かれました。初日は1時間待ちで行列が出来る程の大人気で招待国のノルウェ―からはプリンセスも参加するなど、ヨーロッパ最高峰のサロンのひとつとして始まりました(来場者数約33000人)。
世界から100社300人のアーティストが厳選され、そのうち、外国枠30社(100名)の中に石垣焼窯元・金子晴彦が選ばれたのは非常に光栄でした。
フランス枠70社(200名)でもマイスター、MOF(現代の名工)や人間国宝等そうそうたる名工やアーティストが出展していました。無事大役を終える事が出来本当に嬉しく思います。
ブースも人が切れる事が無く沢山のパリ市民のお客様もご来店されました。また、ミス・インターナショナル2012のミス・フランスも応援に来て下さいました。
加賀蒔絵と陶器とガラスと真珠から構成されている作品「北斗七星」3点においてはATELIERS D’ART DE FRANCEの永久コレクションにもなり、本当に嬉しく思います。
またMASTER ALLIANCE OF CERAMIC ART IN CHINAも素晴らしい作品という事で来年6月30日まで窯変玳玻天目茶碗並び油滴天目茶碗の2点を上海のTao Art Galary で展示する事になりました。
ヨーロッパの美術館も数年後の展示に向けて確約されるなど非常に良い展覧会となりました。また6区にあるギャラリーでの展示も来年決まる等非常に忙しくなりそうです。人間国宝機関、フランスの美術館、国際機関など多数の方にも作品を見て頂き、次々に賛辞を頂き、非常に光栄でした。
また新作で世界初となった、ガラスと陶器と加賀蒔絵のコラボ作品「風神・雷神」・「春夏秋冬」は引き続き、パリ日本文化会館で「加賀百万石―金沢に花開いたもう一つの武家文化」展で部分展示される予定です。2013年10月2日~12月14日
八重山並び沖縄県並び日本のPRを出来た事も非常に意味深いものとなりました。
2012.11.8~11 フランス・ルーブルで開催された
SALON INTERNATIONAL DU PATRIMOINE CULTUREL(国際文化遺産展覧会)に出展。
2012年11月8日 ~ 11日にフランス・ルーブルでSALON INTERNATIONAL DU PATRIMOINE CULTUREL(国際文化遺産展覧会)が開催されました。世界の晴れ舞台で自分を試す絶好のチャンスを頂けたということで、以前に成功した燿変玳玻天目、碧海木葉天目のお披露目となりました。見る人の目は確かで、観客もコレクターや美術関係者、貴族など観客の質の高さに驚かされました。。
皆様に見て頂き、フランス陶芸の協会関係者、美術館関係者、色々な機関の美術審査関係者等に見ていただいた結果、作品に絶大なる支持を賜わった事にとても嬉しく思い、感謝で一杯です。
場所はルーブル美術館地下にあり、ルーブル宮殿そのもので、カルセル・ドゥ・ルーブルという会場にて開催されました。この会場はシャネルが毎年コレクションを行うほど非常に格式のある会場と聞いておりました。確かに会場入口にある逆三角形のピラミッドを見たときは、正直こんな所で展示ができるのかと驚いた次第です。
以前、映画「ダ・ヴィンチ・コード」にも登場したもので、映画に出た場所もたくさんあり、非常に楽しいイベントとなりました。
参加者はフランスの現代の名工、人間国宝(昨年施工)並び技術を受け継ぐ後継者1人のみの参加が許された非常にレベルの高い展覧会となりました。フランス宮殿の修復やレースやステンドグラス、12~13世紀の陶板の復元など文化遺産にふさわしいフランス技術が見受けられた展覧会でした。
2010年12月 発表 燿変玳玻天目(ようへんたいひてんもく)遂に完成。

虹色の光彩が写真に写らず、
お見せ出来ないのが残念です。
私は常々、世界に3個ある燿変天目以外にも鉄釉である以上、燿変虹彩は出るのではと試験を重ねておりました。幸い、木葉と陶器とガラスの融合で木葉天目茶碗を制作してきましたが、木葉天目の葉っぱを焼き付けるベースになる釉薬で、玳玻天目のテストをしていた所、7月29日に虹色に輝く光彩を器の側面に発見しました。 玳玻天目は燿変の前例がなく、11月末まで窯業試験場等にサンプルを送付して調べましたが、報告例もまったくありませんでした。
また新しい陶器について、公平、公式な見分をして頂く機関が日本に無く、色々な美術館などに問い合わせしましたが、公式なコメントとなると全施設で断られる事態となり、本当に困っていました。右往左往している時に東京国立博物館の学芸員の方が見て下さる事になりました。8月に東京国立博物館に問い合わせ、サンプルを送付させて頂き、又、10月に成功した作品を持参し、非公式ではありますが珍しい燿変現象を確認して頂きました。東京国立博物館としての公式意見発表はだせませんという見解に留まりましたが、大変珍しい前例のない物という認識で、今回の発表に至りました。
玳玻天目は本来、トラやライオン、ネコの毛のように黄色みかかった茶色い線が縦へ数百本伸びる文様の事を指し、古くは南宋の吉州窯で焼かれた玳玻天目茶碗(国宝)、文字天目茶碗(萬野美術館)が有名です。 今回、玳玻天目に太陽の光を当てると、その毛一本一本が虹の様に七色に変化する事から燿変と判り、また玳玻天目は世界に3つあるとされている燿変天目のようにもともと虹の中心に有る、核がない事から、広い意味で燿変玳玻天目と名付けました。
現在、再現を試みていますが、未だ成功しておりません。まだまだ課題は沢山ありますが、一つずつ解明していきたいと思います。今後も世の中に無いオリジナル作品を制作したいと思って頑張って参ります。また私共の作品が沖縄へ観光客のお客様が来るきっかけになればとても嬉しいです。
2010.9.29 世界遺産・日光東照宮展示を終えて。
展示にあたり、客殿にて盆栽の国宝級の物が一同に展示、50年に一度というイベントも重なり、一生で一度しか見られない盆栽も数多く展示された。
人間国宝の陶磁器でも100万円程度の物がある中で、ひとつ1000万円から数億円の盆栽が展示され、石垣焼が対等に扱われたのは非常に光栄でありました。また樹齢500年や中には1000年の物も有り、1m前後の大きさに留める技術には驚きを隠せません。また盆栽には宇宙観、時代感、季節感があり、同じ哲学と信念を持った者だけに受け継がれる盆栽には敬意そのものでした。
客殿は両陛下並び皇室の宿泊も兼ねており、今回の客殿での展示は思い出深いものになりました。

今回の世界遺産イベントのテーマが「自然との共存」にて、石垣焼窯元も人々の幸せや「沖縄の海が永遠に美しいままで」という思いを込め制作していることから、テーマを基本とした「陶器と盆栽世界初コラボ」が実現しました。人間は水、空気、食料が汚染されれば亡くなり、生命の起源である海と水や空気を育む山(盆栽)を箱庭に設置、珊瑚の砂を引いて、宇宙から見た地球を表現、自然を大切にとメッセージを送る。
2尺大皿「沖縄の海」では油滴天目は宇宙の星達を表し、海は地球そのものを表現しています。宇宙から見たこの美しい地球や自然が永遠にとの想いが込めてあります。
碧海木葉天目茶碗では海と木の葉を山に例え、宇宙から見た地球を抹茶碗の小さな空間で表現。

  • 2尺大皿「沖縄の海」

  • 碧海木葉天目茶碗

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